[薪で淹れたお茶をいただき、ほ、と息を吐く。
鼻を抜けていく香りには、星を使ったものとはまた違う、
燻るような仄苦さがあるようで。結構、気に入っている。
こーゆーとき、「けっこーなオテマエで」って言うのよね。
オテマエとやらが何者なのかは、知らないが。呟くと。]
……ああ、そうだわ。
ダンテ、あなたチェスワフと仲良かったわよね。
作物の様子がおかしいとか、そういう話は聞いてない?
あなた自身も、星を扱う時に何か……
[言葉を呑んで。苦みを、噛んで含むように。]
……「怯えている」ような、感じは?