と、とれまし………
わ、わあぁー!!
[わっ、と子供達から歓声の声があがる。
さて、あとは降りるだけ――、そうして、安堵もつかの間。
雄の親鳥の渾身の体当たりが、見事に顔面に命中し、
ばさあ、と爪と嘴と羽がメガネに被さって。
同時に、足元で親友も動こうとすれば。>>379
不自然な重力に体がもっていかれ、視界が急落する。]
わぶっ。
[『ずしゃあ』、と煉瓦の引きずる音とともに、
ついた地は多少柔らかく、大きな怪我はなかったものの。
耳が自分の顔に被さり、大人二人がすっころぶ大惨事の光景が、子供の目の前で開かれた。]