[呆気にとられていれば、子供たちの無邪気な声。>>394] うさぎのおじさん、ねえ。[くすり笑ったのは、その呼称に誰かの姿を見たからか。すっぽりとローブで頭から指先まで覆ったまま、二人の傍まで駆け寄って、] チェスワフは久しぶり。お耳ふわふわね。 ダンテは、昨日ぶりかしら。探す手間が省けたわ。 ずいぶん大冒険してきたみたいじゃないの、 「ランプのお兄ちゃん」と「うさぎのおじさん」は。[立てる? と、右手を差し出す。*]