私はこの街で幼少期を過ごしていてな。 今も、湖の畔にある別荘に滞在している。 ……そんな縁のある地だけに。 流石にこの騒ぎは、放ってはおけなくてな。[そうと前置きした上で、騒ぎについてメリッサから聞いたことを具にサーヴァントへと伝える。] これだけの大事だ。 何かと金子の絡む話も出てくるかもしれないが…… 私個人としても、出来うる限りの礼はしよう。 協力してくれるならば、是非頼む。[そうと告げて、差し出された手を強く握り返した。*]