…親友のトモダチを傷つけるような、お守り。
僕は、こんなにいらないです…。
[何かを、訴えようとしてる友の友は、>>441
どうしてだか、自分の事も知っている。それなら。
彼女の事だって、どうしてだか、信じたくて。
――星の力なんかより、ずっと、ずっと。]
……畑に帰ります。
[それでも、友も、彼女も、まだ動くのだろう。>>442
止められない「何か」に、抗う意味もないので、小さく、
諦めたような声も混じりつつ。
脱いでいた靴を履き、紙袋を拾い上げ、
すれ違いにお詫びです、とその袋を少女へと押し付けて。
項垂れた耳をそのままに、通りを抜けていく。*]