《へたっぴ 吠える》僕は言葉を話せない。喉奥でいっつも迷ってるから。僕は言葉を紡げない。昔むかしは嘲笑われてたから。僕は言葉に裏切った。気づいたのは君を失ってから。僕は言葉を話せない。四半世紀生きてなお話せない。だれど僕はあえて詩うんだ。誰よりもたどたどしく。だから僕はあえて詩うんだ。分かるだろう?