《マジシャンズ・セレクト》きみはもう飛べない崩壊した文法が中空に引っかかってねやさしい裏切りのように散ってゆくはらはらとときどきはカードに閉じ込められたぼくを笑ってよひとりの夜をずっと終えられないここに不在することに慣れたぢめんの味を口の端にくわえて灼け死んでゆくかえるみたいにそれはさておき右のコーヒーと、左のコーヒーどちらを選びますか?