《不平等な二人》あの子はとっても不思議な子。僕のことを好いてるくせに、対等なのはお嫌いらしい。なっても良いよ、憧れに。なっても良いよ、先生に。なっても良いよ、偶像に。なっても良いよ、神様に。お望みならば、最後の審判。行く先までも僕が決めよう。僕のとなりに君が立てるか。不平等だと思ったかい?「――こっちの台詞だよ」