《じゅっしーべるとのこいぶみ》雨の止まない灰色の街で叶えられることなんて何もないから君と僕 たったひとつきりの約束をしよう次の晴れた日にふたり一番高い建物のてっぺんで手を繋いで詩をうたうんだそれまではこの金色の傘刺して待っててごらん未だに見えぬ太陽になぞらえて僕たちのお墓(石棺)はついぞ出来上がることはなかったから僕は手ぶらで散歩に行くよあの日 きのこ雲のソテーをたらふく食ったから腹ごなしにね