《飛燕》
海老天いくらこぼれ飯っていうのがあって、明日の昼は絶対キメるんだと思い始めてはや2ヶ月が経とうとしてる。痛風も寄り添う年齢なのよ。だからアップルビネガーヨーグルトを健康の為に飲んだ。いいちこ?鏡月??俺、酒はやんないの。煙草もね。ソレよりも良い『こぼれ話』ちょうだい?と言いながら、その唇からこぼれ落ちたのは絶望的な告白だった。
酷薄、だった。
俺の秘密知っても大丈夫って言った癖に大丈夫を前提から覆すことになった少年だった頃の事件を忘れないで心に刻んだのも失敗で顔を覆った。
泣いちゃうといけないからさオシボリをきちんと四角に畳んで覆った。塩素の強いヤツじゃないのホントわかってる〜この店わかってる〜〜今すぐここから飛び去りたい。