《S―――》魂の在り処を探しておりました。命は星より輝けるものでしょうか?心は水より透き通るものでしょうか?しん、とした夜に 最愛の音色が胸を掴みます。魂の在り処を探しておりました。石に意志が移動るのでしょうか?骨は声を速達けるのでしょうか?しん、とした空に 最愛の瞬きが脳を揺らします。波長、揺れる、哀悼、消える、街灯、震える。心音と愛音は螺旋を描いていった。きっと、長く続く線路にすでに意味があったんだ。