【独】 委員長 スピカ

《Vs電動》

――ドンドンドン！　ドンドンドン！
　奴らが来た。知能無く音立てて
　放っておいても致命はない。
　しかしやるのが使命だ
――ドン！　キィィ……
　電動駆動がドアを突き破る。
　異形無双の怪物が姿を表す
――放って……
「そうしたいのは山々だけどな。ここは俺の家なんだよ。
　ちいと、ボリューム下げてもらうぜ」
　激しい戦いになるのは明白だった。
「お前が電動なら、こっちは人力でも密林育ちなんでな。負けてやらねえぞ」