ええ、シラユリさん。
あなたの言う通りなんです。
ぼくは上手にできないでしょうし、あなたの理想通りに振舞えないでしょう。
たくさん気を付けていたって、いろんなハプニングもすれ違いもあるでしょう。
それでも。こんなぼくで良いのなら。
「あなたがいいんです。あなただけがいいんです」
隣に居させてください。楽しいことをするとき、美しいものを見るとき、……例え、悲しいときでも。
あなたとがいい! ぼくは強くそう思います。
ぼくは色男でもロマンチストでもないので、「いつまでも愛し続けるよ」なんて、遠い未来の気持ちを確約するなんて、とてもできません。
でも、あなたとの未来を望み続けること、あなたに向かい続けることは、約束できます。
ぼくは、自分自身よりあなたにこそ誠実でありたい。