3日目 / 303 詩人と初心者がいる村

303 詩人と初心者がいる村

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視点：人狼墓全

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【見】【独】防塵服カジミール

ユストゥス>>3:216《かえるのうた》

(-316) 2021/05/25(Tue) 06:25:58

【見】【墓】ボーナスでピザを食ベティーナ

◆アントリー>>2:+76《鳥Ⅱ》
あああ……これ見落としてた>>+268書くまえに。
なるほど、そういう脈絡だったのね。
してみると、単体での評価がすこし難しいのだけれど、
こちらは1編目（で合ってる？）として読むと、
スマートな人狼ゲーム詩だと感じる反面、
きつい言い方に聞こえたらごめんけど、
これはそういったテンプレに拠りさえすれば
詩風や作者性にかかわりなく書けてしまう作品だとおもう。
たとえば「僕」は何者なのか（「外の鳥」＝見学と読めなくはないけどその先）。
「鳥」というモチーフの意味合いは。
など、突き詰められる部分はいくつもあるんじゃないかなあ。

(+282) 2021/05/25(Tue) 06:27:03

【見】【墓】ボーナスでピザを食ベティーナ

◆シュラミト>>2:+87《子犬の病はジステンパー》
つくづくことばの紐つけや連結が上手。
「一般家庭」「五体満足」「七十八億」とかはまだしも、
しれっと「ろくなことがない」と「ダイス」とかけての序盤の囲い終了が光る。
解説するとなんでもないことのようだけど、
なんでもないことをなんでもなく書ける強みはすごい。
頭やこころ（も働いてるだろうけどそれ）より先に手が動いてる、手が運んでいるという。
細い攻めのつなげ方も見事で、対比や比喩を
嫌味ない範囲で出し入れして模様にしている（これは囲碁用語だけど）。
疑似ドッグイヤー的な表現とか、わかるとおもしろいところが多すぎて、
ちょっとそこに~~アンジュールかわいそうな犬~~安住して終わっちゃったような感覚もあります。
余談ながら「五月だが？」といわれたら
「ジステンパーさん」って詩を書きたくなってきた。
野田ぁ……。

(+283) 2021/05/25(Tue) 06:36:40

【見】【墓】ボーナスでピザを食ベティーナ

◆ブリギッタ>>2:+105《不条理、当たり》
あえて説明不足にしているところに
行間や余白が生れているのと、
逆に話のなかの過剰さというよりは
つっかけ感のギャップがこれは技あり。
冒頭の投げかけがおもしろく、
そこから展開されていく文脈にくすっとする。
第二連の詩情もなるほどなんだけど、
ただ、そこでふくらんだ作中世界が
最終連でちょっと急速にしぼんじゃった感は否めず。
たとえば最終連の一、二行目を
もう倍（ないし三倍）にしてあげてから
落とすという手もあるかな、っておもいます。