60 【RP】流れ星を探して
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自警団 ヴィクトーリア
……わかりました。
貴方がそうおっしゃるのでしたら、
これは一時、お預かりしましょう。
[「お守り」なのに持っていたくない理由などわからない>>453
けれど、どうにもその笑顔は困っているようにも見えたから
黙ってそのお守りを手の中へと収めた。]
……また、これが必要な時が来たら
その時は必ず教えてください。
[そういって、彼に礼を]
時計屋 ナタリア
[ロザベラさんは過去の、星降る夜の話をしてくれただろうか。
変な話と苦笑する姿に首を振る。
そうして、次はと促されれば、少し困ったように笑って、席を立ち、窓の外、街の光景を眺める。]
……同じ事、メリッサさんも。
[窓ガラスに映る私に緩く笑いかける。]
私には、わからない。
何を怖いと思えばいいのか……
[夜明け？怪物に呑まれること？
考えても。]
星遊び オリヴァー シーニー
…わわっ…
[咄嗟に、屋根の隙間に爪を立てて滑り落ちるのはまのがれた。
２人がこちらを見ていて、心配そうに声を掛けるなら、]
…だっ…大丈夫、です…！
[と言って、もう一登れば手の届く場所にキラキラの小さなお星様たち。
背負っていたリュックを下ろして、中にお星様たちをどんどん入れて言った。]
星遊び オリヴァー シーニー
[他に無いか、辺りを見渡し]
…多分、全部取れ、ましたっ…。
お、下ります…
[と、ゆっくり滑り落ちながら窓へと戻って行く*]
時計屋 ナタリア
……たぶん、きっと。
そう思わないのは、私が抜け殻だから。
[そう言って、半透明な私に手を伸ばす。
いつものように当たり前。
通りの人々は、ガラスに映る私を掠め、そのまま通り過ぎていく。]
いつだって、ここに居るのに。
[ただ、眺めて、そう。
ぽつり、佇んでいる。]
私は…、何処にも居ない。
ランプ屋 ダンテ
どちらを選ぶかなんて、直ぐに答えは出せないけれど。
でも、私は潰えるその時まで、傍に居たいと思うよ。
それが何の意味もなくても、何も出来なくても。
―――…最後まで、傍に居たい。
私が望むのは、多分それだけだよ。ローズさん。
[赤点必至な回答は、きっと彼女が望むものでは無い。
けれど、削ぎ落として生まれた解はそれ一つ。
淡く笑った顔は、きっと困った顔をしていた。*]
時計屋 ナタリア
[孤独は生まれた時から。
父も母も、一度も私を見てくれなかった。
ずっと最後まで、私の中に“私”を探して。
もう10年、私はずっと、ここに居るのに。
“私”の姿をしているから、“私”じゃない私は誰の目にも映らない。
ありのままの私で居たくても、“私”を知るひとは私に“私”を求める。
知らないひとは、私の心と身体の違いを憐れんで、蔑んで。
でも、考えれば、それは凄く当然のことで。]
元公主 シェンメイ
[窓からぼんやりと外を眺めてた。
お空に近い、高い塔の上で。
見張りの男の人たちの声が聞こえたわ。
「可哀想に」「守っちゃくれない」「近々星蝕みに変わると」「殺すのか」「守り人なんて」「怪物」。
聞こえてくる声は、低くて、昏くて。
怖くなってわたしたち、逃げ出した。]
あのひと、が…守り人？
[ばらばらだった記憶が一つずつ繋がっていく。
でも、繋げていいもの、なの？]
落星研究者 ヘクター
［伝承、お伽噺、そう言った物に焦点を絞って調べるも、中々思うようなものは見つからない。
幾つか見つかった『夜明け』関係の文献も、酷く残虐なシーンが追加されてるくらいで、街で出回るものとそう大差は無かった。
目ぼしいものが無くて、さてどうしたと考えこむ。
ぐるっと部屋を見渡すと、たまたま目についたのは本棚に貼り付けられた一文字のアルファベット。次の頭文字の本の並びを示すそれ］
そう言えばメリッサの奴が言ってたな、俺の夢も見たって。
［大分適当に聞いていたので、すっかり忘れていたが］
たしか、このアルファベットと、次のアルファベットの間に飲み込まれただか…
［見れば、そのアルファベットと次のアルファベットの間には、本棚が1つ分］
おいおい、まさかな。
［そう言って間の本棚を、少し強めに押してみれば、カチッと何かがハマる音がして、隠し通路が現れる］
おいおいおいおい、マジか。
貴族 アーサー
[彼が窓へと戻ってくれば、
降りるのに手を貸しながら。]
お疲れ様。
よく頑張ったな。
[そう笑顔で迎え、拒まれぬようならば
その髪をわしゃわしゃ撫でようと、手を伸ばした。]
時計屋 ナタリア
怖いとか、そういう感情は、ちゃんとここに居て、
喪うものがあるひとが持つものなんじゃないかな……
[他人の視線。
いつも気にして。
年相応の私であろうと。
頑張って、傷つかないよう嘘をついて。
ただ、私を見て。
ただ、笑って貰うことが。
こんなに難しい。]
私、みんなに、そのままを見て貰える…、
話し合える、笑い合えるロザベラさんが、羨ましい。
[また、笑う。
例え、彼女が抱える胸の内を知っていたとしても。
私はきっと、同じことをロザベラさんに言っていたと思う。**]
時計屋 ナタリア
[そうして、話が終われば、席を立つロザベラさんからお使いの鞄を受け取り、店の外まで見送って、私は彼女と別れたのだった。**]
星遊び オリヴァー シーニー
━ 少し前>>427 ━
[必死に前だけを見て登っていた。
そんな聞こえて来た、胸を躍らせる弾けた音。
振り向けば、そこにはオーリさんの”お星様”。]
…わぁ…。やっぱり綺麗だ…。
[オーリさんに勇気をもらい、また登ろうとすれば]
…あれ？
[前方に煌めいていたお星様たちが、先程より光輝いているようだった。
恐らく、還り灯がもたらした影響だろうか]
オーリさん…ありがとう、です。
[少年は、また登り始めた*]
農家 チェスワフ
ええ、まあ薬は、無かったら薬屋に行きます…と、
す、すいません。薬のお礼が"こんなもの"しか、なくて。
[空元気を見せたつもりが、
彼女が咄嗟にとった行動は自分の怪我に対する手当だった。
さすがというべきか。なんというか。
それでも年下で、「レディ」にさせるもんじゃないだろ、と。
内心で悪態ばかりが増えていく。
タイミング的に渡せたものが「お守り」だというのに。
その口ぶりはまったく、「お守り」を渡したようでもなく。
言い方が無意識である事には、気づかない。
口調とは裏腹に。ヴィクトーリアの手には
ふわりとした毛並み柔らかさは伝わるだろうか。>>462]
錬金術師 ロザベラ
ところで、ダンテ。
使い走りくらいはしてくれるって本当？
……家まで負ぶってってもらえたりしない？
[思った以上に時間と体力を使った。帰れそうな気がしない。
お願い、と頭を下げれば、さてどうなったか**]
元公主 シェンメイ
[わたしの迷いをよそに、わたしの頭は次々に一つの輪でしかなかった記憶たちを、繋いで鎖にしていく。
だから、ほら。
思い出してしまった。
お父様の言葉を。]
「あの者は化け物なのだ。退治しなくてはならない」
[どうして？
あの人は、何かを守っているんじゃないの？
守り人って、なんなの。
星蝕みってなんなの。
どうして閉じ込めていたの。
なぜ化け物になってしまったの。
なぜ、殺さなくてはならなかったの。]
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