60 【RP】流れ星を探して
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落星研究者 ヘクター
［還る星々の、美しい姿を目に焼付ければ、オーリへお礼を言って去る。
研究室に戻る前、寄っておきたい所がもう一つ。
街の中をゆっくりゆっくり歩いてく］
こうやって街を歩くのも久しぶりだな。
［そうして辿り着いたのは、これまた久しぶりに見る、薬屋］
カッサンドラ、いるか―。久方ぶりに俺から来たぞー。
［そう言って店の中へと入っていった］
星拾い ネーロ
……聞いた事、見た事、考えているだけです。
貴方の言葉も、叶うなら、
聞かせて頂きたいと思っただけなんです。
[闇に呑まれる事は死なのか、という言葉には。]
それは、僕には分かりません。
……？
夜明けで世界が滅んだ事、あるんですか？
[視線は穂に、手は止めないまま、小さく首を傾げて。]
ランプ屋 ダンテ
事実を言ったまでだろう。
チェスも随分と落ち込んでいるようで、
何とか声を掛けたいのだが、昨日の今日だからね。
[笑い声を交えて冗句めかすが、後半は垂れ耳の友へ伸びる語。
肩を竦める仕草を作って見せて、ついでに間を埋めるように、
トス、と彼の頬に指を突き立て突いて見せた。>>277]
……これでも私は星のランプ屋だからね。
一応、ランプに詰める為の星が予備としてはあるんだよ。
十と…半分くらいだったかな。
[チラと振り替える工房。>>278
確か数え間違えていなければ15の煌きが熱を帯びていたはずだ。
生憎、それ以上は街へ、探しに行かなければならないけれど。*]
星遊び オリヴァー シーニー
[ダンテさんのウィンク>>266とても威力があって、こんなカッコ良い大人になりたいな、なんて思いながら]
わ、分かりました！
[ダンテさんの言葉に>>275少し驚いた。]
お姫様じゃなくて…お婆ちゃん？
[どちらにしても、気持ちは変わらないが。
耳を軽く引っ張られると、ちょっと痛いけど、くすぐったくて]
わっ…ひゃわわっ…
わ、わかりました。
皆を、悲しませない…ように、ですね…
…難しい、んですね。
[選択する事。生きる事。こんなにも難しい。
ダンテさんのとても言葉は深くて、考えさせられる*]
元公主 シェンメイ
[返ってきた言葉は硬質で、いつもの農夫からは想像もつかないほど切迫して、悲痛な色を含んでいた。
嗚呼、わたしは。わたしには。
彼の苦しみを軽くすることもできない。
きっとそれは彼の背負う業の様なものと、今、彼を取り巻く彼の友人らにしか、ナし得ることではないのだ。きっと。
わたしは、掴んでいた袖から、そっと手を離した。]
……ううん。なんか、ごめんネ。チェス。
でも、…でも。
あんまり、苦しまないで欲しいヨ。
わたし、チェス、好きヨ。
[うまく喋れるようになったと思ったんだけど。
やっぱり異国の言葉は難しい。
ぎこちない笑みを浮かべて、わたしは見つけたふたつの星を肩から下げてきた布カバンに詰め込んだ。]
元公主 シェンメイ
じゃ、わたし、他にも星探してくるネ！
ネロ、チェス、お疲れ様アル！
[誰か。この傷ついたけものを助けてほしい。
わたしには、無理だったから。
そのまま軍手をチェスワフに返して。街への道を駆け出した。*]
還り灯 オーリ
弟子……弟子か。
[弟子とかとんねーの？と言われれば、考えたこともなかったなと。
そういえば、ランプ職人である友も弟子を持った。]
お前さん、随分、このジジィをかってくれてるな。
老害…とは、お前さん、随分な言い方だな。
その通り、気になどせんわ。面倒だしの。
ははは、ヒーローとは、言われて、悪い気はせんわ。
[ヒーローなんて言われれば、笑って、
孫からお願い、にっと笑った顔を見れば]
落星研究者 ヘクター
―2d・薬屋―
［期待した人物の影は無かったが、それでも、誰も居ない空間に話しだす、そこに、誰かいるように］
今まで本当に助かった。お前さんがいなきゃ、冗談抜きでここに俺はいなかっただろう。
迷惑かけた、マフィンとクッキーな、うまかった。ありがとう。
［そこまで言うと、鞄から紙を取り出し書き置きを残す。
急遽、研究の関係で街を出ること。挨拶も無く悪い。
明日にでも研究室に来てくれ、渡すものがあると。
それを残すと、入り口で頭を下げる。
少しの間、そすれば、顔を上げて研究室へ戻っていった］
農家 チェスワフ
― 少し前:ネーロと ―
[信じているわけではない。>>279
その言葉は、少々意外だった。
それこそ、少年こそ信じているから、
星集めをしているんじゃあ、なかったから。]
考えている、だけ、ですか。
……うらやましいです。
[聡明な蒼猫は、知恵を持って、動いているだけなのだ。>>281
純粋な興味も交えて、どこまでも透き通っていて。
葛藤に迷走した大人とは、違うんだろうと。
一人で、納得して。]
…夜明けが「滅びの象徴」と言われていて、
滅んでいないと思う事の方が、変でしょう？
[それこそ、話せば絵本や伝承の話。
簡単な話は、阿呆は、すぐに信じるから。と。言いなおした。**]
落星研究者 ヘクター
―2ｄ研究室―
［入り口の守衛から、預かり物だと鞄を受け取る。
ああ、これが、と思い受け取る］
材料は揃ったな。
［そうして研究室へこもる。何と言っても時間がない。
カッサンドラには明日来いと言ったのに、星を戻せてなかったら、なんとマヌケなことか］
さって、飛ばすぜ。
錬金術師 ロザベラ
――少し未来：祭壇への道――
[さくりと土を踏み、日課になった道を往く。
空を彩る星々は、次から次へと落ちていく。
一際大きな白い星。
忌々しげに、見上げてわらう。]
ねえ、――……『なぜ』？
[じわり、【黒】が染み出した。**]
落星研究者 ヘクター
―数刻後―
［機材やら資料やら本やらと睨めっこ。
その末に、輝く水は星に、その水を湛えたゴブレットは文字へと還っていた。
心地よい疲労感を感じながら、最後はゆっくり珈琲でも飲もうとフラスコを手に取る］
しまった、もう飲みきってたか。
［空になったフラスコを恨めしそうに覗くが、そう言えば新しく豆を買ってあったと思い至る。
机の上に投げ出してあった紙袋の中から取り出し、封を切れば、なんとも言えない珈琲のいい匂いが室内へ広がる。
その匂いに期待を膨らませ、珈琲を入れてゆく。
そうして、淹れたてを一口飲めば］
んむ！淹れたてのほうが断然上手いじゃねぇのさ。
…こいつぁ人生損してたな。毎回入れて飲めば良かった。
［最後の最後に気付くなんて、損したって、気分が何倍も大きくなる］
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