月狼国

273 アリス・イン・なんとかンダーランド


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【秘】 イモ虫 スモーク > 門番 グリフォン

「あぁ、プール?」
「そうそう」
私たちのクラスの掃除担当には、プールサイドも含まれていたことを思い出す。
真横のフェンスの向こうは樹木で覆われているので、
あの辺は確かに落ち葉が多い。
ついさっきまで泳いでいたプールからの光景が頭の中に浮かんだ。

いいよ、と受け取った瞬間、ラベンダーの香りがした気がした。
クラスメイトの顔が浮かぶ。

――あれ?
用務員のおじさんのところへ走りながら、私はそのクラスメイトの名前を思い出そうとした。

(おしまい)

(-115) 2019/08/31(Sat) 20:54:27

【秘】 イモ虫 スモーク > 三月ウサギ ヘイヤ

【ヘイヤの記憶】

※これはあなた自身の断片的な"記憶"です。
※独り言以外の窓で、本文そのままの転載は禁止です。
(記憶を取り戻したというRPを通しての内容への言及は可)
※この"記憶"は、本編のゲーム/謎解きとは無関係です。

(-122) 2019/08/31(Sat) 21:05:44

【秘】 イモ虫 スモーク > 三月ウサギ ヘイヤ

家庭科室というのは、どうしてこんなに無機質なのだろう。
キッチンのような顔をして、そこには何の道具も用意されていない。
あるのは大きな銀色のテーブルと、水道だけ。

もちろん、刃物が誰でも取り出せる場所に放置されているはずもなく、
コンロも普段は大きな蓋が被せられている。
料理をする場所なのに、料理をさせる気が全くないこの感じは、
何となく、とっつきにくさを感じる。
木の匂いがする技術室、化学の匂いがする理科室と違って、
何かを象徴するような匂いもしない。
音楽室は、何となく音楽の匂いがするのは、
私だけかもしれないが。

(-123) 2019/08/31(Sat) 21:06:18

【秘】 イモ虫 スモーク > 三月ウサギ ヘイヤ

「ねぇねぇ」
持ってきた食材を並べておくべきか、
それともまだカバンの中に仕舞っておくべきか考えていると、
遠くの席に座っていた石川が話しかけに来た。
いつもよりも声が小さい気がする。

「なす、多めに持ってきてたりしてない?
忘れちゃったんだよ。」

よりによって、と思う。
今日の調理実習のメインはなすの味噌汁だ。
「いいよ。でも一本しか渡せないよ?」
「ありがとうありがとう!皆には内緒ね?」
家庭科室には、まだ私と石川しか来ていない。

(-124) 2019/08/31(Sat) 21:06:47

【秘】 イモ虫 スモーク > 三月ウサギ ヘイヤ

なすを渡した瞬間、ラベンダーの香りがした気がした。
その瞬間、頭に引っかかる物を感じる。
あれ?確か、石川がいるグループは……

……あれ?
頭に浮かんだクラスメイトの名前を思い出そうとして、
私は最初の引っかかりを見失った。

(おしまい)

(-125) 2019/08/31(Sat) 21:07:37

【秘】 イモ虫 スモーク > 帽子屋 ハッタ

【ハッタの記憶】

※これはあなた自身の断片的な"記憶"です。
※独り言以外の窓で、本文そのままの転載は禁止です。
(記憶を取り戻したというRPを通しての内容への言及は可)
※この"記憶"は、本編のゲーム/謎解きとは無関係です。

(-126) 2019/08/31(Sat) 21:09:19

【秘】 イモ虫 スモーク > 帽子屋 ハッタ

家庭科室というのは、どうしてこんなに無機質なのだろう。
キッチンのような顔をして、そこには何の道具も用意されていない。
あるのは大きな銀色のテーブルと、水道だけ。

もちろん、刃物が誰でも取り出せる場所に放置されているはずもなく、
コンロも普段は大きな蓋が被せられている。
料理をする場所なのに、料理をさせる気が全くないこの感じは、
何となく、とっつきにくさを感じる。
木の匂いがする技術室、化学の匂いがする理科室と違って、
何かを象徴するような匂いもしない。
音楽室は、何となく音楽の匂いがするのは、
私だけかもしれないが。

(-127) 2019/08/31(Sat) 21:09:52

【秘】 イモ虫 スモーク > 帽子屋 ハッタ

「ねぇねぇ」
持ってきた食材を並べておくべきか、
それともまだカバンの中に仕舞っておくべきか考えていると、
遠くの席に座っていた三上が話しかけに来た。
いつもよりも声が小さい気がする。

「なす、多めに持ってきてたりしてない?
忘れちゃったんだよ。」

よりによって、と思う。
今日の調理実習のメインはなすの味噌汁だ。
「いいよ。でも一本しか渡せないよ?」
「ありがとうありがとう!皆には内緒ね?」
家庭科室には、まだ私と三上しか来ていない。

(-128) 2019/08/31(Sat) 21:10:18

【秘】 イモ虫 スモーク > 帽子屋 ハッタ

なすを渡した瞬間、ラベンダーの香りがした気がした。
その瞬間、頭に引っかかる物を感じる。
あれ?確か、三上がいるグループは……

……あれ?
頭に浮かんだクラスメイトの名前を思い出そうとして、
私は最初の引っかかりを見失った。

(おしまい)

(-129) 2019/08/31(Sat) 21:10:38

【秘】 帽子屋 ハッタ > イモ虫 スモーク

[突然。
私は景色を二つ見ている。

不思議な世界と平凡な世界。

紅茶を持つ手と一本のなすを持つ手。

ヘイヤと三上。

一瞬何が起こったのがわからなかったけれど。]


―――ああ。

[なんとなく予想していたものが見えて、呟いた。]

(-145) 2019/08/31(Sat) 21:49:46

【秘】 帽子屋 ハッタ > イモ虫 スモーク

[あれ?そう呟いたのは、誰の声?]

私は

私は……



私は――――誰?

(-146) 2019/08/31(Sat) 21:50:28

【秘】 イモ虫 スモーク > 帽子屋 ハッタ

ハッタ、秘話使用は禁止しているわ。

反応してくれたところ申し訳ないけれど。(これに対する反応不要)

(-147) 2019/08/31(Sat) 21:52:24

【秘】 イモ虫 スモーク > 赤の女王 ヴィクトリア

【ヴィクトリアの記憶】

※これはあなた自身の断片的な"記憶"です。
※独り言以外の窓で、本文そのままの転載は禁止です。
(記憶を取り戻したというRPを通しての内容への言及は可)
※この"記憶"は、本編のゲーム/謎解きとは無関係です。

(-186) 2019/08/31(Sat) 23:30:31

【秘】 イモ虫 スモーク > 赤の女王 ヴィクトリア

「なーに持ってるの?」
私は慌てて、ラブレターの上に突っ伏した。
「石川か…びっくりした…」

顔を上げる。
石川には、私の片想いはもう勘付かれている。
「書いたなら、渡せばいいのに。」
「だって、そんな、声かけるタイミングが…」
「代わりに渡してあげようか?」
「それは絶対ダメ!」
「ふーん。変なの」
緑色で書かれたラブレターの宛て名は、
何度も握りしめた汗でもう滲んでしまっていた。
青色のハートのシールを撫でる。やっぱりピンクの方がいいかなあ。

(-187) 2019/08/31(Sat) 23:31:31

【秘】 イモ虫 スモーク > 赤の女王 ヴィクトリア

石川は、一冊のノートを取り出した。
「最近流行ってる恋のおまじない、ってのがあるらしいよ。やらない?」
私は目を輝かせる。
消しゴムに名前を書くやつも、シャーペンの芯をめっちゃ出すやつも、
全然効き目がなかった。
「ノートにね、自分の中にある嫌な気持ちを吐き出すっていうおまじない」
「何それ?どういうこと?」
「例えば――ほら、音楽の先生、ムカつくじゃん?」
「ムカつく」
この前は授業中、知らないクラシックの演奏ビデオを流している間、
横に座っていた子と少し喋っただけで、3分も怒られた。
「その、『ムカつく』とか、『嫌い』とかっていうのを、ノートに書きなぐるの。
で、そのページをビリビリに破く。
そうすると、心がキレイになって、『好き』っていう気持ちが届くんだって」

(-188) 2019/08/31(Sat) 23:32:09

【秘】 イモ虫 スモーク > 赤の女王 ヴィクトリア

石川がノートを広げた瞬間、どこかで嗅いだ覚えのある香りがした。
ラベンダーの香りだったと思う。
あるクラスメイトの顔が浮かぶ。


「嫌いなところ思い出そう。えーと、あ、リコーダー落として殴られたよね」
――頭に浮かんだクラスメイトの名前が何だったかを思い出す前に、
石川によって掘り起こされた音楽の先生への怒りが私の脳を上書きした。

(おしまい)

(-190) 2019/08/31(Sat) 23:32:50

【秘】 イモ虫 スモーク > 白の女王 エリザベス

【エリザベスの記憶】

※これはあなた自身の断片的な"記憶"です。
※独り言以外の窓で、本文そのままの転載は禁止です。
(記憶を取り戻したというRPを通しての内容への言及は可)
※この"記憶"は、本編のゲーム/謎解きとは無関係です。

(-191) 2019/08/31(Sat) 23:33:30

【秘】 イモ虫 スモーク > 白の女王 エリザベス

「なーに持ってるの?」
私は慌てて、ラブレターの上に突っ伏した。
「三上か…びっくりした…」

顔を上げる。
三上には、私の片想いはもう勘付かれている。
「書いたなら、渡せばいいのに。」
「だって、そんな、声かけるタイミングが…」
「代わりに渡してあげようか?」
「それは絶対ダメ!」
「ふーん。変なの」
緑色で書かれたラブレターの宛て名は、
何度も握りしめた汗でもう滲んでしまっていた。
青色のハートのシールを撫でる。やっぱりピンクの方がいいかなあ。

(-193) 2019/08/31(Sat) 23:34:12

【秘】 イモ虫 スモーク > 白の女王 エリザベス

三上は、一冊のノートを取り出した。
「最近流行ってる恋のおまじない、ってのがあるらしいよ。やらない?」
私は目を輝かせる。
消しゴムに名前を書くやつも、シャーペンの芯をめっちゃ出すやつも、
全然効き目がなかった。
「ノートにね、自分の中にある嫌な気持ちを吐き出すっていうおまじない」
「何それ?どういうこと?」
「例えば――ほら、音楽の先生、ムカつくじゃん?」
「ムカつく」
この前は授業中、知らないクラシックの演奏ビデオを流している間、
横に座っていた子と少し喋っただけで、3分も怒られた。
「その、『ムカつく』とか、『嫌い』とかっていうのを、ノートに書きなぐるの。
で、そのページをビリビリに破く。
そうすると、心がキレイになって、『好き』っていう気持ちが届くんだって」

(-194) 2019/08/31(Sat) 23:34:50

【秘】 イモ虫 スモーク > 白の女王 エリザベス

三上がノートを広げた瞬間、どこかで嗅いだ覚えのある香りがした。
ラベンダーの香りだったと思う。
あるクラスメイトの顔が浮かぶ。

「嫌いなところ思い出そう。えーと、あ、リコーダー落として殴られたよね」
――頭に浮かんだクラスメイトの名前が何だったかを思い出す前に、
三上によって掘り起こされた音楽の先生への怒りが私の脳を上書きした。

(おしまい)

(-196) 2019/08/31(Sat) 23:35:28



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