プロローグ / 273 アリス・イン・なんとかンダーランド

273 アリス・イン・なんとかンダーランド

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視点：人狼墓全

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ハツカネズミテイル

（よくわかんなくなってきたのでうろちょろし始めたネズミ）

ちう、…

(1974) 2019/08/30(Fri) 23:11:59

イモ虫スモーク

#オープニングゲーム

■青謎：どよう？[は]あおいろ、し？くじつ[は]あかいろ。

(1975) 2019/08/30(Fri) 23:12:55

少女アリス

>>1974テイル
ネズミさん、だいじょうぶ、です。

不安だったら、いっしょに、いませんか？

(1976) 2019/08/30(Fri) 23:14:50

ハツカネズミテイル

>>1976ありす
ちう、

[呼びかけられれば、とてて…と。小さな体躯が駆け寄って。一鳴き]

(1977) 2019/08/30(Fri) 23:18:51

……。

［集まりから少し離れて、空を見上げている。満天の星空が遥か向こうに広がっていた。ひとりぼっちの月さえも遥か遠く、遠くでわたしを見下げている。みんなでわたしを笑っている。］

……。

［お腹の辺りを抓る。抓る。抓る。気がつけば抓っている。抓るたび、苛立ちにも似た何かが顔を出した。］

わたしは、アリスだ。

［どちらを向いても夜しかないのなら、後ろの夜に戻るより、前に大口開けて聳える夜に終わりがあるのを信じたい。］

”不思議な世界、素敵な世界”。

［例え夜が明けなくたって、秋も冬も、春も失われたって。］

［わたしには、この世界しかなかった。］

(1978) 2019/08/30(Fri) 23:24:01

少女アリス

>>1977テイル

[腕伝いに肩に駆け上ったテイルにくすりと柔く微笑んで、アリスはその小さな耳をちょこんと撫でる。]

いっしょだと、寂しくないですね。

[微かに指先が震えるのを懸命に押し隠した。]

……ね、ネズミさん。友達、って難しいですね。
わたし、また分からなくなっちゃって。

そう言ってもらえるのはすごく嬉しいですよ？
でも、……「違う」って言われたのが、気になっちゃうんです。

[小さく深呼吸。意を決したように風を吸い込むと、アリスは問うた。]

ね、ネズミさん、は。
わたしと、友達になってくれますか？

(1979) 2019/08/30(Fri) 23:33:05

少年アリス

歩く。歩く。

ぼくに追い付くためだった。
追いつけないぼくを、誤魔化すためだった。

ぼくは、もう背中すら見えないほど遠くへ行ってしまって、
ぼくを理解することも、
ぼくを制御することも、
もう不可能になってしまった。

ぼくは、いるべきじゃない。

だけど、"ぼく"なら。

まだ背中の見える"ぼく"なら、
いてもいいかもしれないから。

ぼくは、アリスになる。