280 【重RPガチ村】ゼロの色彩
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崇拝者 ナツ
>>332グミノ先生
──ねえ、先生？
あの扉は、もうしぐ閉じてしまう。
迷っているひとも、決めなくちゃ、いけない。
………時間には限りがある。
みんな、さいごは、決めるんだよ。
先生が「最後に扉を潜る人」になってもいいよ。
──先生は、先生自身は、どうしたいの？
[じっと眼鏡の奥の瞳を見て、尋ねた。]
…ナツはちゃんと自分で決めたよ。
先生も、誰かの為じゃなく、
自分で、自分のこと考えて、決めてほしい。
………それならあたしは、
たとえ先生が扉の向こうに行かないんだとしても…納得するしか、ないから。
[少女は傲慢に言いたいことだけ言い残すと、進むべき道へと、歩いた]**
【見】 生命科学者 スミレ
[物語。登場人物。読者。そして、世界に取り込まれた神様。
目まぐるしく暴かれていくおおよそ信じられないそれらを、何とか飲み込んだ。
大分と減ってしまった室内をぐるりと見回し、ぽつりと呟く。]
──私は、外の世界に、参ります。
娘が、いるのです。まだ、中学生の。
これから、沢山の経験をして、日々成長していく彼女の未来を、見届けなくてはいけません。
それが、あの人との約束でもあります。
[すっと目を伏せ、抱えていた鉢植えを愛おしそうに撫でる。
その土の中には──]
例え私達が創られた存在だったとしても、それが叶うなら、願わずにはいられないの。
……あぁ、娘をダシにしてばかりでは、怒られてしまうわね。
世界は、未知で一杯よ。私は、私の手で、一つでも多くの未知を解明したいの。
そのためには、部屋に籠もってなんかいられないわ。
メンタルケア クレイシ
[生きていて人並みの縁は持っていた。
両親と妹、同じ職場で働く人たち。でもその職場は今この状態で――]
>>329
グミノさん、お待たせしてごめんなさい。珠緒さんは私もまだお見掛けしていないのですけど――。
[時間ギリギリまで巡回されるのでしょうか、と辺りを見渡す。]
グミノさんがどうされるかまでは私にはどうこう言えませんが……私は扉の向こうの世界に行ってみたいです！その先になにがあるかは分からないけど、
でも、グミノさんがいたらきっともっと楽しいと思う。
扉の向こう側で待ってるね。
[笑顔でグミノさんに手を振れたと思う。
彼がきてもこなくても、きっと私はその選択を尊重するだろう。
扉へ向かい、静かに歩を進めた――。]
管理栄養士 グミノ
僕、は・・・
[振り返り、残ることに決めた人達に声をかける]
扉の向こうの人達が幸せになる姿を、やっぱり自分の目で見たいと思います
最後までお騒がせしました
[一つお辞儀をして踵を返し、扉に走る
時間はまだあるはずだが、「今」決めたことを実行しなければもう実行することはできない
そして、彼は扉を抜け･･･―――]
警備員 タマオ
[すべてが終わった白い部屋では顧客たちに衝撃の事実と選択肢が告げられています。
弊機は元々プログラムされた存在なので作成者が博士から作者に移行したことに特別な感慨を持ちません。
ただ「サンクチュアリー・ムーンの盛衰」の作者と弊機の作者が同じである事に衝撃を受けています。
この場に残っていて、あの物語が終わる日は来るのでしょうか]
警備員 タマオ
[顧客たちはそれぞれの信念、感情、または関係性において
扉を開けるかこの場に残るかを選択しているようです。
弊機には選択をするだけの強い動機はありません。
人間になりたいとは思ったこともないし、
ただ毎日の任務を遂行するだけです。
ただ。彼らの「物語」を見守りたいなと思いました。
「サンクチュアリ―・ムーンの盛衰」よりも弊機の興味を引く物語が見つかったのは初めてです]
警備員 タマオ
[現実の世界とやらで弊機がどのような存在になるのかはわかりません。
弊機のメンテナンスはどうなるのか、
そもそも現在の弊機にバグが発生しているのではないか、不安は尽きません。
弊機を探す声を残しながら扉の奥に消えたグミノを追うように扉を開きます。
皆の決断が良い結果に結びつきますように。
弊機の願いは、皆の幸せな姿を観測し続ける事です]
【見】 天才研究者 くーちゃん
>>274>>275
……もー、ずるいなあ…ハルチカは
[耳元で囁かれて、思わず苦笑する
ほんと、もう…最後まで、僕に選ばせようとするんだから
……でも、そんなとこも含めて、ハルチカは、ハルチカだよね］
マリス セナハラ
まあ、それはさておき…
行きましょうか
[ふわり笑みを浮かべながら歩く
屍の山と血の海を超え
悪意と哀しみに満ちた世界へ
ひとりでは生きていくのもままならない
しかし、彼となら行けるだろう ── 多分
そう思える理由が何なのかは、
いずれ分かるに違いない*]
【見】 天才研究者 くーちゃん
…もちろん、見たいよ
ハルチカのことも見たいし、
大人になった僕のことも、見てほしい
けど、それだけじゃなくてね
僕はハルチカと、いろんなものが見たい
物語の外の、つくりものじゃない現実の中で
いっぱい泣いて、いっぱい笑って
そうやって、大好きなハルチカと一緒に、
……生きていきたい
[恐くない、なんて言ったら
流石にそれは嘘になる、けど
ハルチカと一緒だったら、大丈夫
僕は今、確かにそう感じてるから]
マリス セナハラ
Sanctus, Sanctus, Sanctus
(聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな)
Dominus Deus Sabaoth.
(万軍の神なる主よ)
Pleni sunt Coeli et terra gloria tua.
(天にも地にも栄光は満ちている)
Hosanna in excelsis.
(いと高きところに)
マリス セナハラ
Benedictus qui venit in nomine Domini.
(主の名により来たものは祝福された)
Hosanna in excelsis.
(いと高きところに)
生物学者 イヌイ
よお。マリス。
何だまた読んでるのか。
でもまぁ、うん。
その声は好きだよ。
ほいいつもの金平糖、さて、続きするか。
そういえばツグアキの仕事がさ………。
[日常は続く]
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