229 【誰歓C+聖】宵の明星浮かぶ村
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【独】 赤い服 ニコラス
こーもりさんってついったやってたんだな
私は……今は英語圏垢か、TRPG垢か。意味わからんやつがフォローしてきたら私です
【独】 雨音 ソプラノ
陸の孤島に閉じ込められた16人の男女。
救援物資のダンボール箱を藁にも縋る思いで開けた彼ら彼女らは、そこから転び出た真の絶望を目の当たりにする事となる。
き◯この山と、たけ◯この里。
ダンボール箱の中には、それらの菓子がぎっしりと詰め込まれていたのだ。
そう、大戦の始まりであった……！
【独】 雨音 ソプラノ
2人の占い師がcoし、狼がノリで霊騙りを取りやめた1dの朝。
世の話題は超絶美少女の座を巡る争いで持ちきりだった。
2人の超絶美少女候補、アリアとソプラノ。
アリアはき◯この山を嗜好し、ソプラノはたけ◯この里を嗜好していたと言う。
彼女らを巡る争いは、次第に、占い候補を巻き込む論争にまで発展した。
そして1dの夜、とうとうソプラノが戦いに敗れ、占い師候補シャルルに占われる事となった。
彼女はこれを機に、超絶美少女の座を降りる事となる。
一説によればこの時
本来ならば統一占いであった所を、潜伏狼のうち1人の工作によって、バラ占いで強制的に彼女が占われる事となったのだと言う。
これを見ても、狼がき◯こvsたけ◯こ戦争に深く関与していた事は明らかであるだろう。
（しかしこの工作が、後々の狼の首を絞める事となったとも言う説もある）
【独】 雨音 ソプラノ
真占シャルルに信用を浚われている事を危惧した狼陣営は
2d、本来ならば悪手とされる黒出しを敢行し、さらに
偽占ツバキの真上げをしてくれるなら、き◯この里一箱プレゼント！
の大キャンペーンを行った。
ライラを筆頭とするき◯こ派がこれに反応し、そして彼女らの熱意が、狩人アリアを間接的に動かしたことで、狼は▲占を通す事に成功する。
狼は、き◯こvsたけ◯こ戦争を上手く利用して、偽占の信用を上げる事に成功したのだ。
この時もし仮に▲占が通っていなければ、
潜伏狼のうち1人が占いにかかり、真占は霊判定で真確定すると言う、狼にとって不利な状況となっていたかも知れない。
それを思えば、キャンペーンを行った狼陣営の先見の明には、目を見張らざるを得ないだろう。
【独】 雨音 ソプラノ
▲占が通ったのと時を同じくして、狼陣営からは、真の超絶美少女は確霊のローゼを置いて他に無い…と言う告発が行われた。
アリアはこの件をもって潔く超絶美少女の座を降り、代わりにき◯こ派の首領として君臨する事となる。
彼女は、き◯こ派にあらずんば人にあらず、と勝利宣言をするにまでに至ったが
狼陣営の襲撃によって、絶頂期を迎えたまま、その命を散らす事になる。
狩人たる彼女は、襲撃を通した後に最白位置にまで駆け上がり、そして襲撃を被った。
彼女が真に何を考えていたのかは分からないが、襲撃死は、彼女にしてみれば晴天の霹靂だったのかも知れない。
実際、狼たちの中には、彼女を狩視しない意見を持つ者も複数いたと言う事だ。
【独】 雨音 ソプラノ
アリア生存時には小競り合いであった、2派の争いが有った。たけ◯こ派のノワールと、き◯こ派のエレンの争いである。
これは彼女の死後すぐに、大きな対立へと発展した。
そう、▲アリアの後、勢いを得たのがたけ◯こ派であった。
真の超絶美少女たるローゼ。かつて超絶美少女の座をアリアと争ったソプラノ。
彼女らを含めた纏め役や、まとめ役に立候補した狼も、2派の対立を収める事は出来なかった。
たけ◯こ派とき◯こ派の争いは、勢いを増すばかりであり
その余波で、傍観位置に回っていた潜伏狼2人が、相次いで吊られる結果となった。
しかしそれは、▲ソプラノ▲ローゼと言う、2人の超絶美少女（候補も含む）の犠牲の裏での成果でも有った…
【独】 雨音 ソプラノ
占霊機能が全て破壊され、狩人の非生存も明確になった6d。
たけ◯こ派とき◯こ派の争いが、血を見るまで終わらないほどの物である事は、既に、誰の目にも明らかだった。
最後の纏め役ジャックは、争いを終結させるため、き◯こ派のエレンを処刑するが
ジャックはそれと同時に襲撃され、村はついに、混沌に包まれた。
この日、たけ◯こ派の誰かを吊るす決定が出ていたら。と言うのは、後世に検討される歴史のIFの１つである。
その歴史を辿った場合、村がどのような結末を迎えたかは不明であるが
ひょっとすれば、最後の潜伏狼を吊るす未来も有り得たのかも知れない。
【独】 雨音 ソプラノ
そして迎えた7d。
力を持ったのは、き◯こ派の首領ライラと、たけ◯こ派の首領アルマであった。
ここで最後の潜伏狼がたけ◯こ派の首領に収まっていた事は、狼の緻密な戦略の存在を伺わせる。
しかし実は、この日、真に影響力を持っていたのは、ライラでもアルマでも無かった。2派の実力は拮抗していたのだ。
最後の最後まで中立を保ち続けた村人、グロウ。
彼の意思により、たけ◯こ派のニコラスが吊られ、村は最終日に突入した。
この時、もしもき◯こ派の首領ライラが処刑されていたら……
その場合、き◯こvsたけ◯こ戦争はこの日で終結しただろう。
しかし最終日には、たけ◯こ派同士の内ゲバが行われる事となっていたはずだ。
たけ◯こ派の首領たる位置を占めていた潜伏狼アルマを吊る事が出来たかどうかは、やや疑わしいかも知れない。
【独】 雨音 ソプラノ
最終日。
き◯こ派の首領ライラは、たけ◯こ派内部の分裂を誘うため工作を行うが
き◯こ派のノワールはそれを無視し、ライラに最後の一票を投じる。それを受けてライラも、ノワールへの殺意を固めた。
狼があっぱれ勝利を決めた瞬間であった。
【独】 雨音 ソプラノ
しかし、ここで一つ取り上げねばならない事がある。
中立の村人グロウは、一体どこに票を投じていたのか？
そう、彼こそが、地上において唯一真実に辿り着いた村人であった。
彼は、狼アルマに票を投じていたのだ。
だがしかし、一体どうして彼は
最初から最後まで、き◯こ派にもたけ◯こ派にも、与する事が無かったのだろうか？
やはり彼にも、信じる何かが有ったとしか思えない。
彼が何を考えていたのかは、歴史の闇に消えて定かでは無いが
一説によると、彼こそが、第三勢力たるきこりの切り株派だったのではないかと疑う向きもある……。
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