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…ふふ、僕を選んでくれてありがとう、アナベル。とても嬉しいよ。
君だけの僕であることを約束する。
そして、逆もまた然り。君の想いは僕だけのもの。
僕はもう君を離す気は微塵もないからそのつもりでいておくれ。
[こんな時でも出てきたうちわに苦笑しつつ]
ははは!君は本当に面白い子だね?
では、仰せのままに、僕の愛しき人…
…おっと、ごめんよ君たち。これ以上は見せられないんだ。
なんせ、アナベルと約束してるからね。
[うちわでギャラリーの視界を遮りその陰でそっと唇を落とす。
僕が、そして君がどんな顔をしていたか、それは僕たちだけが知っていること。]