
301 大切なことだけがランダムで決まる村
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じゃあ──何になろうかなぁ……。
[願われたのは、幸せだった。
そう、幸せだ。幸せになろう。まずは──成りたいものを探そうかな。
そういえば、自分にそっくりな双子の弟は、幸せな家庭を持っているのだという]
(38) mile_hitugi 2021/03/16(Tue) 23:39:21

(39) mile_hitugi 2021/03/16(Tue) 23:40:20

(-168) mile_hitugi 2021/03/16(Tue) 23:40:38

(-169) rocon 2021/03/16(Tue) 23:41:13

(-170) mile_hitugi 2021/03/16(Tue) 23:42:40

洋菓子店員 夕凪(ユウナギ)は、わあ
(A57) 2021/03/16(Tue) 23:44:09
xxし 二季は、♡を引いていれば綺麗なエンドになったのになあ(棒読み)
(A58) 2021/03/16(Tue) 23:44:47
観光企画課 氷室(ヒムロ)は、(綺麗なエンドは許さないぞ、の意思表明)
(A59) 2021/03/16(Tue) 23:47:12
xxし 二季は、roconさんの呪いが叶う村だったんですね
(A60) 2021/03/16(Tue) 23:47:32
♡→「僕」を捨てて「俺」として漸く自分で自分を認められて良かったねさようならエンド
♢→願って望んで選ばれに来たはずなのに結局怖くなって取るものもとりあえず一人で逃げ出して電車に吹っ飛ばされるエンド
♣→手を繋ぐことで「相手の為になった」という自己満足に浸って狂信エンド
♠→これ
(-171) mile_hitugi 2021/03/16(Tue) 23:49:49

「いらっしゃいませ!」
『おはよう、結衣ちゃんはいつも愛想がいいねえ』
「えへへ、そうですか?」
『親父さんも言ってたよ、親孝行のいい娘だって』
「そんなこと話してたんですか!?」
(40) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:51:24

大工見習い 御山洗(オヤマアライ)は、きゃっ★ 絶望のエンディングリストだ
(A61) 2021/03/16(Tue) 23:51:45
[ああ、今日もいい日だ。
自然豊かで、人情豊かなこの村で。
私は、これからも生きていく。
生きていきたいんだ。
そう思える毎日が、とても愛しかった。]
(41) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:51:50

観光企画課 氷室(ヒムロ)は、どのルートも呪いなのでこれは冤罪
(A62) 2021/03/16(Tue) 23:52:15
『────まあ、心配ですねえ。』
「お母さん、電話?どうしたの?」
『いやね、夕凪さんところの娘さん、朝から何も言わずに出かけたらしくて。そっちに何か買いに行ってないかって聞かれたのよ〜』
「そっか。大丈夫だと、いいね。」
[何となく、気にかかったけれど。
守り神様のいるこの村なら、きっと、大丈夫だよね。
────大丈夫だよね。]
(42) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:53:22

[昼頃、客足が落ち着いてきたので店先の掃除に出ると、あまりの太陽の眩しさにくしゃみが出た。
何度も、何度もくしゃみをする。眩しくて、止まらなかった。
何度も。何度も。何度も。何度も。]
(43) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:53:59

「うっ、ううぅ、っ」
[あんまりにも止まらないものだから、涙が出てきた。すると、その可笑しさに笑えてきて。]
「ふっ、あはは、はは!はーあ、.......。」
[こんな、日常の些細な出来事で笑えてしまうこと。私は、本当に幸せだなぁって。]
(44) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:54:41

[勢いよく空気を吸い込むと、土と、草の匂いがする。この村の匂いだ。私に元気をくれる、期待と希望の匂いだ。
景気づけに、そこに置いてある大根を手に取り、振り回して。]
「よし、今日も頑張るぞー!」
[何も変わらない日々を、これからも送っていく。]
(45) @green_twins2 2021/03/16(Tue) 23:56:12

八百屋の娘 花守(ハナモリ)は、満足!!!!!!!
(A63) 2021/03/16(Tue) 23:57:01
結局、出発は朝になってしまった。
ミラー越しに、トランクに詰め込まれた律と私の荷物を一瞥する。
昨夜、御山洗に一緒に乗っていくかと尋ねたが、
あっさりと断られたことを思い出す。
結果的に、彼を乗せるスペースはなさそうだった。
出発前、彼らに挨拶していきますか?と問うと、
律はきょとんとして、
「どういう顔して?」と言われてしまった。
彼女は今、助手席で、ビニール袋を抱えていた。
私たちが受け取ったヒヤシンスの球根が入っている。
「それ、どっちがどっちか分かります?」
律は首を振る。
「咲けば分かりますよ」
(46) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:09

夕方前に、ショッピングモールに立ち寄り、
フードコートで休憩をすることにした。
大学時代に通っていたチェーンのうどん店の名前を見つけ、
自然とそちらに足が向く。
天ぷらを2つトレイに載せ、並んでいると、
前に並んでいた客が突然、
店員に向かって怒鳴り始めた。
私より二回りくらいは年上だろうか。
レジの店員は、なぜ怒られているのか分からない、という表情で
謝罪の言葉を、気持ちを乗せずに音にしている。
全く申し訳なさそうな様子を見せないのは、
意地かもしれないし、現代っ子特有の何かかもしれない。
(47) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:17

怒りが収まらない客は、
ついには自分のトレイを強く叩いた。
衝撃でうどんがひっくり返り、
私の足元に、想像できる範囲で最も良くない状態で着地した。
バックヤードの方で、こちらの様子を窺っていた別の店員が、
慌てて布巾を手にこちらに向かってくる。
怒られていた店員は、ぽかんと口を開けてこちらの足を見つめている。
"原因"はと言えば、しまったという顔をこちらに1度向けた後で、
空になったトレイに向かって、ぶつぶつと何かを呟いていた。
(48) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:26

本来、私が失うはずだった感情は"怒り"だった。
けれど、私は昔から、その感情を抱いたことがほとんどなかった。
役場の給湯室で、
なかなか点かないコンロに舌打ちをした時だったか、
「氷室さんって舌打ちとかするんですね」と
隣の課に所属する後輩に言われたことがあった。
そのくらいだ。
私の"怒り"は、その程度が最大限だった。
(49) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:35

会計を済ませ、律が座る席に向かう。
「車がうどん臭くなってしまいません?」
「いいんですよ、どうせスーツなんてもう当分着ないですから」
あの客の姿を探すが、もうフードコート内にはいないようだった。
流石にバツが悪かったのだろう。
結局、何に怒っていたのか、よく分からなかった。
(50) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:44

――やっぱり、私は15年前、既に"奪われた"のかもしれないな。
(51) rocon 2021/03/16(Tue) 23:57:53

「あれ、律さん。その横の小鉢、なんですか?」
「これ?何か、野菜。」
「何か、って」
「何となく彩りで選んだだけだから」
「大根じゃないんですか?」
「大根じゃないよ。」
「カレー味ですか?」
「カレー味でもないよ。」
律が笑う。
(52) rocon 2021/03/16(Tue) 23:58:08

(53) rocon 2021/03/16(Tue) 23:58:22

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