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温泉街の外れにある、旅館一ノ瀬。
規模は小さいながら、美しい女将とよく働く仲居、寡黙ながら腕の確かな料理人が揃い、宿は繁盛していた。
そんな旅館一ノ瀬で、朝靄を吹き飛ばすような悲鳴が起きる。

「大変です、露天風呂でお客様が……村長様が……!」

突然のことで、旅館内は騒然となった。
すぐに警察に電話を入れ、刑事達がやってくる。

「こいつは頭部を強打しているな……事故か他殺かは、調べてみないとなぁ」
「その間、皆さんちゃんと館内にいてくれますか。あぁ、そうだ。そこの和室にでもいてください」

他殺だった場合に、犯人に逃げられないようにするためだろう。
刑事達は昨夜宿に居た者達を一階の和室に集めた後、捜査を開始した。

・遺体の状況

被害者はこの村の村長でもある六平平三郎。
露天風呂で仰向けで倒れているのが発見された。
衣服は着ていなかった。
死因は後頭部強打。
周囲には村長が使っていたと思われるタオルがあるのみ。
村長の衣服は、男性脱衣所に置かれたままだった。

村長が亡くなったのは、深夜から明け方にかけてと思われる。

・昨夜の様子

村長の六平は会合のために、この旅館を使っていた。
会合相手は帰宅したが、六平親子は宿に部屋を取って泊まっていた。
会合相手は二人。村長と同じくらいの年の男性と、若い女性。
会合相手は自宅に居ると連絡がつき、不審な点は無い。

・旅館一ノ瀬の紹介

温泉と料理が自慢の宿。
先代女将の代から続く、歴史ある旅館。
建物は古いが料理の味には定評があり、常連客も多い。
浴場と露天風呂は、AM5時からAM1時まで入浴が可能。

■一階見取り図■ ■二階見取り図■

※見取り図はクリックすると拡大表示します。

直接シナリオに関係のない部分は、省略しています。
一応三階より上には、客室や宴会場、リネン庫などがあるという設定です。
(縮尺とか色々おかしいのは、突っ込んではいけない。誰かちゃんとしたの作って~)

旅館に入ってすぐ右側に、フロントがあります。
フロントの奥は事務室になっています。
事務室は旅館スタッフのみ立ち入るスペースですが、特に鍵がかけられているわけではありません。
他、何か欲しい設備があれば、増やしていただいて構いません。

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背景素材 :背景専門店みにくる様
シルエット:びたちー素材館様