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PC6:村長の息子
六平 一真(むさかかずま)
17歳、男性。父親と共に宿を訪れ、椿の間に宿泊。
敏腕村長の息子だが、おどおどして頼りない印象を受ける。
人付き合いや身体を動かすことよりも読書が好きな、物静かな少年。
貴方は父親と共にこの宿を訪れた。
会合に参加するよう、父親に言われたからだ。
会合では、政治家の親子が参加していた。
相手も子供を連れてきていた。同じくらいの年頃の娘だ。
どうやら、親達は自分達の縁談を勝手に進めようとしているらしい。
知らない相手と結婚などできない。
突然のことに驚いた貴方は、深夜の露天風呂で父親を問い詰めた。
その時の、父の言葉。
「お前は黙って言うことを聞いていればいい」
咄嗟に頭に血が上った貴方は、父親を突き飛ばしてしまった。
転倒した父は、後頭部を強打したようだ。
周囲に嫌な音が響いた。
すぐに起き上がることのない父を前に、怖くなった貴方は露天風呂から慌てて逃げ出し、部屋まで駆け戻った。
翌日、父が亡くなっているのが発見された。
貴方が突き飛ばした時と同じように、仰向けに倒れた姿で……。
◆一ノ瀬美晴
旅館の女将さん。
美人でとても優しい。
◆二岡しのぶ
仲居さん。
◆三田敏臣
板前さん。
◆四方陽樹
旅館のお客さんらしい。
◆五十嵐守
旅館のお客さんらしい。
◆六平平三郎
お父さん。実の父ではあるけど、少し怖い。
まさかこんなことになってしまうなんて……。
[露天風呂での一部始終]
お見合いなんて聞いていない、結婚なんてまだする気はない。
知らない相手と結婚なんてできない。
そう言ったところで、父には聞いてはもらえなかった。
父が冷淡に言い放った言葉。
「お前は黙って言うことを聞いていればいい」
それを聞いた瞬間、貴方はかっとなって父を突き飛ばした。
倒れた父は後頭部を強打し、動かなくなった。
貴方は仰向けに倒れた父をそのままに、急ぎ身体を拭いて服を着て、露天風呂を出て部屋に走って戻った。
[その他]
村長と最後にあったのは、露天風呂で口論になって突き飛ばした時だ。
それより前は、会合の席だ。
父は貴方のせいで死んでしまったのだろうか。
どうしよう。
罪の意識はあるが、逮捕されるのは嫌だ。
自分が逮捕されないことを第一に。
その中でも情報を集めていきましょう。
動転していた貴方は、部屋まで慌てて駆け戻っていった。
ひょっとしたら誰かに見られたり、物音を聞かれているかもしれません。
事前に読み込む部分は、ここまでです。
まだシナリオ読み込みタイムが残っているなら、ロールプレイや行動方針、情報の出し方・隠し方について、考えておくことを推奨します。
もし貴方が容疑者として指名された場合は、以下の内容を元にロールプレイを展開していってください。
※この項目は貴方が容疑者とされた場合に開いてください。
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